松山はショット力トップもパットが弱い…課題はメンタル
パットはスコアをつくるうえで一番重要なウエートを占めます。松山英樹は最下位に終わった「セントリートーナメント・オブ・チャンピオンズ」に続き、「ソニーオープン」でもハワイ特有の目のきついバミューダ芝グリーンにてこずり、通算15アンダー19位に終わりました。
通算21アンダーまで伸ばして勝ったケビン・ナとの4日間データを比べるとよくわかります。松山のフェアウエーキープ率は69・64%(ランク10位)。ナの55・36%(50位)より精度が高く、ティーショットも平均飛距離320・5ヤードで6位(ナは296・3ヤード、64位)と飛ばしています。
パーオン率は松山の83・33%(3位)に対してナは76・39%(29位)。ショット力は松山の方がはるかに上です。
■パット貢献度は139位
しかしパット貢献度は松山がマイナス3・799(139位)、ナはプラス3・270(94位)でした。つまり肝心のパットが明暗を分けたといえます。