若手プロには世界基準の「リカバリー技術」が必要だ
先週は男女ツアーとも若手の頑張りが光りました。
男子の「ダンロップフェニックス」はプロ転向3戦目の金谷拓実(22)が、同じ学生プロの石坂友宏(21)との4ホールに及ぶプレーオフを制しました。アマ時代の1勝を含め、ツアー2勝目です。
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無観客開催も若手プロやアマチュアの活躍に多少なりとも関係があるように思われます。ギャラリーがいないと気分的に楽になり、自分のプレーに集中でき思い切ったゴルフができます。
一方、ベテラン勢は観客に見られて発奮して気合が入るという試合をずっと続けてきました。例年とは違う戦い方に戸惑い、若手の勢いに押されてしまっているところが見受けられます。
日本オープンでも大学生が上位で活躍しましたが、見ていて気持ちいいほど振りの良さが目につきました。若い人のほうがプロ以上に振りが鋭く、飛距離が出ていました。