自民党の議論は「改憲」が目的化している 非常事態法制の改正こそ急務だ

11日に今国会で初めて実質審議が行われた衆院憲法審査会で、自民党は改憲発議のために具体的な条文の策定を求めた。いわく、「緊急時の国会機能を維持するための議員任期の延長などについていつでも条文起草ができる」。
全くふざけた話である。まず、緊急事態条項の新設とは、戦争、大災…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り910文字/全文1,051文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】