北尾トロの食いしん本
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「志ん生の食卓」美濃部美津子著
昭和の落語会を代表する名人・古今亭志ん生。生粋の江戸っ子だった明治23(1890)年生まれの志ん生は、どのような飲み方や食べ方をしていたのか。もっとも近くでそれを見ていた長女が語る素顔とはいかに。 …
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「おかん飯4 つやつや追いあぶら編」西原理恵子、枝元なほみ著
おかんが家族のためにせっせと作る飾りっ気のない飯を続々考案・公開してきた、毎日新聞連載をまとめた人気シリーズ第4弾。レッキとした料理本でありながら、レシピあり、マンガあり、漫談ありでエンタメ度が高い…
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「南極ではたらく」渡貫淳子著
2015年12月から1年4カ月間、第57次南極地域観測隊の調理隊員として昭和基地で活動した著者のエッセー集。日記をもとに書かれた個人的な記録であるとともに、白一色に囲まれた観測隊員たちの生活ぶりが描…
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「レスラーめし」大坪ケムタ著
あのレスラーは何をどれだけ食って大きく、強くなったのか。プロレスファンなら一度は思う素朴な疑問を、当事者たちに直球でぶつけたインタビュー集が登場。オカダ・カズチカ、小橋建太、前田日明、武藤敬司から天…
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「おいしい料理は、すべて旅から教わった」荻野恭子著
料理研究家の著作といえばレシピ本とか料理エッセーが定番だが、本書は旅本。 著者の荻野恭子さんが20代から今日までに訪れた60カ国での経験に基づく“粉物”をメインとする食文化の記録になっている…
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「うどん手帖 死ぬまでに一度は食べたい!!全国の名店50+α」井上こん著
北海道から沖縄まで、うどんの名店50店の情報とエッセーで構成され、写真も多数。 著者は年間うどん摂取量約500食。常にうどんのことを考え、食べ歩き、その記録を専用ブログにアップし、オリジナル…
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「居酒屋チェーン戦国史」中村芳平著
市場規模1兆円。外食産業全体から見れば決して大きくない居酒屋業界では、常に激烈な闘いが繰り広げられてきた。本書は1950年代に創業し、70年代にFC100店舗を達成した「鮒忠」を居酒屋チェーンの草分…
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「サカナとヤクザ」鈴木智彦著
5年の歳月をかけ、北海道から九州、台湾、香港まで、密漁の実態を追いかけたノンフィクションだ。毎日の食卓に上る魚がこれほどまで犯罪と身近なものであることがショックだし、関係者なら知らぬ者のいない実態な…
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「アンソロジーカレーライス!!大盛り」杉田淳子編
このタイトルに心引かれて手に取る人は、すでにカレーを食べたい気持ちに火が付きかけていると思われる。その気持ちは目次を見ればさらに高まるだろう。44編のカレーエッセーが、ど~んとまとめられているからだ…
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「そばですよ 立ちそばの世界」平松洋子著
個人が経営する東京の立ち食いそば屋26店舗を巡り歩き、ちゅるるとそばをすすり、店主の話に耳を傾けた一冊。あえて副題を“立ちそば”としたのは、「立ち姿に対する筆者の思いゆえ」とあとがきにある。メニュー…
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「超一流のサッポロ一番の作り方」マッキー牧元著
男の自炊、その基本は袋麺だ。こだわりのビーフストロガノフなどと小ざかしいことは言わず、チャッチャと作って黙々と食べるのが好きだ。本書はありふれた食事を楽しむための指南書。メインは前半のレシピと文章で…
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「ゴールデンカムイ」野田サトル著
第1回に取り上げるのは人気マンガ「ゴールデンカムイ」(1~15巻)。明治時代の北海道を舞台に、刑務所から脱走した囚人たちの体に彫られた入れ墨を巡って欲望爆発。どこかにある金塊を奪い合う宝探しアクショ…