よみがえる昭和官能小説 エロスの世界
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中村嘉子「女医の熱い部屋」昭和62年・光文社CR文庫から
【あらすじ】産婦人科の美人女医の亜実先生は、毎日、同性のアソコを見つめるのが大事なお仕事。でも亜実先生は若いので、治療はいつも体当たり。おかげでレズられかけたり、調査のつもりが、患者のご主人に迫られた…
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岡江多紀「真昼の秘めごと」(昭和61年・光文社CR文庫から)
【あらすじ】この世に男と女がいる限り、さまざまな物語が生まれる。不倫、ゆきずりの恋、セックスペット、レズビアンと多様な性愛が――。「真昼の秘めごと」「赤い陰画」「微熱天使」「肌色の罠」「ゆがんだイルミ…
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北沢拓也「特命情事社員」(1992年・ゲイブンシャノベルズから)
【あらすじ】東西不動産の開発課課長補佐・徳光正弘は、好色な男だった。本社内では、平岡社長派と深谷専務派の派閥争いがあり、中間派の徳光は深谷専務の策略にはまり同派へ。さらに、深谷から特命を受ける。「東西…
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丸茂ジュン「ハイエナが牙をむくとき」(1985年・東都書房発行から)
【あらすじ】平凡なセールスマン篠崎は、ある日、訪問先の会社で、かつてホテトルで篠崎の相手をしたことのあるOL・多恵子を見つけた。過去を暴露されることを恐れた多恵子は、自らの肉体を提供し、篠崎に次々と獲…
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赤松光夫「尼僧の寝室」(1999年・桃園文庫から)
【あらすじ】交通事故で夫を亡くし、若くして未亡人になった春月尼は、思うところがあって、仏門に入り、名を変えたが、その体には、女盛りの血潮がたぎっていた。 春の宵、たまたま訪れた檀家で男と女のみ…
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阿部牧郎「金曜日の寝室」(1986年・徳間文庫から)
【あらすじ】一流商社に勤める伊藤一郎は、交通ゼネストの前夜、赤坂のホテルに泊まる。そこで、酒場の美人ママと密会する社長を目撃、社長の秘密を知る。社内に社長の隠し子がいる!? 手がかりは、22~23歳で…
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富島健夫「官能の宴」(昭和61年・双葉文庫から)
【あらすじ】出張した折、河野宏は高校時代の友人・松崎と会う。松崎は、「今夜はおれの家に泊まれ」と言い、泊まることになる。松崎の家には松崎の妻・三重と人妻の初江がいた。その夜は4人で楽しむことに。その後…
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泉大八「媚女づくり」(実業之日本社・昭和56年5月25日発行から)
【あらすじ】女盛りのカウンセラー、桃井マリ子先生の主人は海外出張中。そこで精神科医の兄の助言でカウンセリングを始めたら相談事の大半はセックスの悩みばかり。夜をイキイキ過ごしたい中年夫婦、ガールフレンド…
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宇能鴻一郎「むちむちプリン」(徳間文庫・2016年2月15日発行から)
【あらすじ】 あたしって、いけない女なんです。やさしい愛する夫というものがありながら……。 だって、弱いんです。主人ったら。まだそんな年でもないのに。女ざかりの、あたしのからだを、満たしてくれない…
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川上宗薫「肌ぐるい」(祥伝社文庫・平成13年6月20日発行から)
【あらすじ】高校3年生の大宮建春は憧れの教師・織方瑞恵を見かけた。瑞恵はビル地下のスナックに消えた。彼はサングラスと白いマスクを買い変装してその店「カレン」に入る。そこで人妻・神部新子に逆ナンされ、童…