ラサール石井 東憤西笑
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都知事選・蓮舫候補へのネガキャンが目にあまる…マスコミにはできるだけ平等に報道してもらいたい
私が嫌いな政治家の1位は麻生太郎氏、次に甘利明氏、次は下村博文氏だが、この人も嫌いだったことを思い出した。現群馬県知事の山本一太氏だ。 まあ、好き嫌いは人の自由であるが、理由も言わずこう書く…
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「最後の喜劇役者」伊東四朗さんを“最後”にしないように私たちも頑張って喜劇の灯をともし続けたい
現在、新橋演舞場において熱海五郎一座「スマイルフォーエバー ~ちょいワル淑女と愛の魔法~」を上演中である。 早いもので演舞場に進出して、11年目。途中コロナで1回の休止があり、今回は伊東四朗…
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「野党は批判ばかり」と言う政権忖度コメンテーターの印象操作が国民の政治への関心を妨げている
「野党は批判ばかり」。このおかしな言い方はいつからはやりだしたのか。まだ「批判」ならいいがこれが「文句」という言葉にすり替えられ、いかにも野党がガーガー難癖つけてばかりいるような印象になっている。 …
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蓮舫氏の立候補表明で都知事選は注目度が高まった。メディアはもっと報道すべき
都知事選に蓮舫氏が名乗りを上げた。これで一気に選挙が面白くなった。さぞやニュースはそのことで持ち切りかと思ったら、どこもトップニュースではない。どうしたことかと思ったが、そうか、全国ネットにしてみれ…
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国家公務員も使っていないマイナ保険証を強制するな
さてマイナンバーカードだ。いよいよ紙の保険証の廃止が始まる12月が近づいてきた。マイナンバーカードは任意のはずなのに、どうしても普及したい政府は保険証を人質に取りマイナ保険証を事実上強制しようとして…
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献金、交付金、官房機密費などの使い道を公私混同する自民党の腐り切った体質
中国新聞のスクープだ。2013年7月の参院選で、ある候補者が当時の安倍総理から陣中見舞いに受け取った100万円が官房機密費から出された可能性があるというのだ。官房長官経験者の証言だという。 …
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憲法記念日に、憲法9条を変えて戦争のできる国にしたい与党と「ゆ党」がうごめく不気味
5月3日は憲法記念日。毎年憲法論議が盛んになる。今年はとくに、自民党がやりたくて仕方がない憲法改正。それを推し進めたい側の意見が目立った。考えてみれば憲法記念日に改憲を考えるのは、お父さんの誕生日に…
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河村たかし名古屋市長のトンデモ発言は浅薄な頭にネトウヨ思想を流し込んだだけ
「あの戦争は何だったのか」「東京裁判は何だったのか」「天皇の戦争責任は」、それらを問う芝居「夢の泪」(井上ひさし作)を上演中であるが、トンデモ発言が飛び出した。 またまた河村名古屋市長である。…
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大阪万博またまた軌道修正…赤字が出れば出るほど経済効果が上がる摩訶不思議
問題山積みの大阪・関西万博にまた軌道修正だ。万博の華といえる独自のデザインを競い合う海外パビリオンの建設が遅れに遅れ、60カ国が参加予定だったいわゆるAタイプの建設が、40カ国に減少するというのだ。…
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自衛隊がXで「大東亜戦争」と投稿…すべてを曖昧にしたまま戦後をやり過ごしてきた日本人の“疵”
陸上自衛隊大宮駐屯地の第32普通科連隊が、X(旧ツイッター)の部隊の公式アカウントで戦没者追悼式を紹介する投稿に「大東亜戦争」という用語を使った(一部で騒がれ、「他意はない」としてすぐに削除変更され…
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吉村府知事「玉川徹は大阪万博に“出禁”」発言が大炎上! 詭弁を弄して謝罪・撤回する気なし
ニュースにもなったが、吉村大阪府知事による維新のタウンミーティングでの発言が炎上している。 吉村氏は万博の悪名高き木造リングを「これを見にくるだけのために来る人もいる」と自画自賛し、「批判す…
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こまつ座「夢の泪」の稽古に奮闘中! 20年以上も前の作品なのに、今の日本への警鐘としか思えない井上ひさし作品
現在4月6日から始まるお芝居、こまつ座「夢の泪」(井上ひさし作、栗山民也演出)の稽古に奮闘中である。 井上先生には学生時代から憧れていた。小説を読み数々の舞台を拝見して、劇団テアトル・エコー…
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邦画2作品がアカデミー受賞 「ゴジラ-1.0」には我が事のように涙が…
邦画2作品がアカデミー賞獲得の快挙である。 「君たちはどう生きるか」が長編アニメーション賞、そして我らが「ゴジラ-1.0」が視覚効果賞を、並み居る強敵を抑えて受賞した。 アカデミー賞に…
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自民党の裏金問題とそれを使った選挙戦…批判されるべきは与党の「昭和の国会運営」だ
2024年度予算案が、異例の土曜日の集中審議を経て2日に衆院を通過した。 予算案は衆院から参院送付後30日を経過すれば自然成立する憲法の規定がある。政府・与党は年度内成立が確実になる2日まで…
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春風亭昇太さん、柳家喬太郎さん…噺家という怪物に魅せられた夜
噺家という人たちの芸というものは本当に凄いと思うのだが、最近またしびれる現場を見た。 うちの小宮が芝居のプロデュース公演していて、昼公演だけの日に、夜に落語会を企画した。小宮とゲストが一席ず…
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自民党はカルト集団と化し裏金問題では犯罪集団化…日本そのものがカルト国家になってしまう
2月17日のTBS系「報道特集」(歴代文科大臣と旧統一教会)はなかなか踏み込んだ内容であった。 今国会で問題になっている盛山文科大臣と旧統一教会の関係。のらりくらりとかわす大臣。衆院選に際し…
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映画「沖縄狂想曲」が描く沖縄のリアルな息遣い
新宿K'sシネマで「沖縄狂想曲」を見た。ドキュメンタリー監督太田隆文氏の快作。 ニュース映像とさまざまな関係者、有識者のインタビューで構成されたドキュメント。随所に挿入されるオスプレイの映像…
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追悼・南部虎弾さん 10代の頃から50年の付き合い。芝居や芸の話しかしなかったが奇行も数知れず
南部虎弾の葬式に行ってきた。喪主である奥さまの希望で喪服は禁止。できるだけ派手にということで式場はさながらコミケ会場のようであった。 南部との仲は劇団テアトル・エコー養成所時代から。コント赤…
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見え透いたウソがまかり通る政治家たちに我々の未来を託せるか!
大山鳴動して鼠一匹(いや三匹か)。自民党裏金問題は43人不起訴という結果。変わるのかと期待した検察は以前のまま、あっけない幕引きとなった。 【写真】この記事の関連写真を見る(20枚) …
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日テレ「赤木ファイル」の衝撃 国を相手に夫の死の原因を追求する妻・雅子さんの闘いを描いた渾身作
1月9日放送の日本テレビ系「ザ!世界仰天ニュース」の特集「命をかけた赤木ファイル“文書改ざん”の謎」。 放送直後からSNS上で話題になり、見逃し配信でやっと見られた。 言わずと知れた…