羽川豊の視点 Weekly Watch
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杉浦悠太が史上7人目のアマ優勝 後に続くものは続々と出てくるはずだ
杉浦悠太(22=日大)がダンロップフェニックスで、アマチュアとして史上7人目のツアー優勝を成し遂げた。 毎年、海外の強豪選手が出場する大会で、90年代までは日本選手で勝ったのは中嶋常幸さんと…
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久常涼がPGAツアー切符取りに挑戦! 欧州ツアーV勝ち取ったメリハリのあるプレーに期待
米女子ツアー2年目の渋野日向子(24)がシード権を逃した。出場できる試合は減るが、来季も同ツアーで戦うという。 一方、渋野の高校(岡山・作陽高)の後輩・久常涼(21)は今週が正念場だ。欧州ツ…
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若いアスリートは高いステージを目指せ!感動がファンを増やし、競技の発展につながる
TOTOジャパンクラシックで稲見萌寧(24)に惜敗し、涙した桑木志帆(20)は「この試合に出て米国でやってみたいと思った」そうだ。4打差8位に終わった神谷そら(20)も、いずれ最高峰の米国でプレーし…
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一部ジュニアに苦言を呈する「故意のルール違反」はドーピングと同じ、即刻やめて
31日から今年の日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)最終プロテスト(4日間)が行われる。101人が出場し、20位タイまでが合格。毎年600~700人以上が受験して合格率3%前後の狭き門だ。 ■…
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ZOZO4位Tの石川遼は米ツアー出場明言 日本選手は積極的に海外ツアーに挑戦すべき
国内で唯一開催される米PGAツアーのZOZOチャンピオンシップは、通算14アンダーで優勝したC・モリカワの総合力が際立っていた。 会場は習志野CC(パー70設定)の林間コースで、今大会はフェ…
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平本世中は日本オープンVの好機逃す…もっと勇気を持って攻めて欲しかった
日本オープン最終日は4日間で最も風が強く、ホールを吹き抜ける横風のジャッジが非常に難しかったものの、記録的な酷暑によりグリーンを硬く締めて高速に仕上げることはできませんでした。例年通り、ナショナルオ…
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渋野日向子は米ツアー来季シード獲得へ崖っぷち…それでもジタバタしてはいけない
西村優菜(23)が前週のアセンダントLPGA13位でポイントランキングを56位に上げた。直近2試合で獲得したポイントはそれまでの17試合267ポイントには及ばないものの、226ポイント。81位-61…
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原英莉花は復活V、西村優菜の来季米女子シード当確 2人を褒め称えたい
アスリートは大きなケガをすれば不安が募る。プロゴルファーなら、いつ試合に出られるのか、シード落ちするのか、選手生命を絶たれるのか……。日本女子オープンで3年ぶりに2度目の優勝を遂げた原英莉花(24)…
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久常涼が21歳で「欧州初V」 若手プロの“海外チャレンジ”がどんどん加速する
国内外で21歳のフレッシュな男女プロが大活躍です。 今年から欧州ゴルフのDPワールドツアーに予選会を突破して戦う久常涼(21)が、ルーキーイヤー25戦目の「カズー・オープン・ド・フランス」で…
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岩井明愛は涙の2勝目 プロにとっては緊張が強いられる完全優勝が一番難しい
ゴルフにはいろんな勝ち方があります。 男子大会の「ANAオープン」に勝った44歳の谷原秀人と、「日本シニアオープン」初優勝の54歳になる藤田寛之はともに最終日最終組でプレーして逆転勝利でした…
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プロテストに合格したばかりの新人が国内メジャー大会を制しても何の不思議もない
「日本女子プロゴルフ選手権」最終日は、2打差3位発進のルーキー神谷そらが小祝さくらとの接戦を制し、国内女子メジャー大会でツアー2勝目を早々と挙げました。 今春の宮古島合宿で神谷と一緒にラウンド…
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男子プロに求められるのは技術や成績だけではない 「プラスアルファの魅力」が必要だ
男子大会「フジサンケイクラシック」最終日は単独首位発進の金谷拓実が逃げ切り、「日本ツアー選手権」に次ぐ今季2勝目(通算6勝目)を挙げて賞金ランクでもトップに立ちました。大学の先輩、松山英樹の背中を追…
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暑さが続くままツアーは終盤へ…プロはどういう姿勢で戦うべきなのか?
この夏は熱中症警戒アラートが頻繁に発表されるなど、日本列島は北から南まで異常気象に見舞われてプロの試合会場も大変なことになっています。 毎週のように40度近い暑さにプロもバテて参っていますが…
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宮本勝昌がシニア年齢になっても第一線でプレーできる秘訣
先週のシニア大会「ファンケルクラシック」は、レギュラーツアー掛け持ちの宮本勝昌が最終日に65で回り、逆転でシニアツアー初優勝です。 レギュラー12勝の実績を持ち、昨年8月に50歳になってシニ…
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メジャーで勝つには我慢のゴルフが必要 最終日までに首位と5打差にとどまれるかがカギ
メジャー大会はコース状況、自分の調子を冷静に見極めて練習ラウンドからコース攻略を組み立てていくのが鉄則です。 メジャーに向けた調整は2、3試合前からすでに始まっており、直前までに優勝争いがで…
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渋野日向子「ムービングサタデー」大崩れの深層…自分自身に腹が立ちミスを受け入れられず
先週のLPGAツアー「スコットランド女子オープン」は、渋野日向子が久々に好プレーを見せ、予選2日間は単独首位をキープして決勝ラウンドに進みました。 直前のメジャー「エビアン選手権」で6試合ぶ…
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畑岡奈紗が2戦連続で逃したビックチャンス 悔しさは次の「全英女子OP」にぶつけろ
畑岡奈紗が「全米女子オープン」に続き、先週の「エビアン選手権」でも最終日最終組でプレーしながらビッグチャンスをモノにできませんでした。 設定がタフなメジャー大会での戦い方は1ストロークのせめ…
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松山英樹のプレースタイルに変化が 全英OPでは“円熟味”増した戦いぶりを披露
今年の「全英オープン」はツアープロとしては170センチと小柄なブライアン・ハーマン(米国)が、ただ一人2ケタの通算13アンダーまで伸ばしてメジャー初優勝を挙げました。 レフティーであり、経験…
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渋野日向子は5試合連続予選落ちと絶不調も…今は不安を一つ一つクリアしていく段階
渋野日向子が先週の「ダナ・オープン」で自己ワーストの出場5試合連続予選落ち。スタート後から徐々に表情が曇りだし、思い通りにプレーできない不安もあって、相当苦しんでいるのがわかります。 プロは…
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全米女子OPでの畑岡奈紗は慎重さがアダに…気持ちを前面に押し出して戦ってもよかった
勝つ難しさを改めて感じさせるメジャー大会でした。 今年の「全米女子オープン」は、ムービングサタデーにただ一人60台のベストスコア66をマークした畑岡奈紗が単独首位に立ちました。初日から3位タ…