とろサーモン久保田の「玉手箱人生」
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大のギャンブル好き 今はワケあって控えてますが…
ゲンダイの読者さんにはギャンブル好きも多いと思います。俺自身はムチャクチャやりそうに見えるけど、今はそんなにやらないようにしてるんです。理由は簡単。今でもボートとかの営業に呼んでもらうことも多いんで…
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ディベート対決もラッパーもお金になっている 「負の感情」がアウトプットの源泉に
最近はお笑いだけじゃなく、いろんなタイプの番組に呼んでもらうことも増えています。たとえば論破王・ひろゆきさんとのディベート対決。これまで何回も対決していて、まあ、ほとんど負けてるけど、ちゃんと勝った…
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知られていないけど芸人ユーチューバーの草分けは俺
ほとんど知られてないと思うけど、ユーチューブを始めたのは芸人の中では俺はメチャメチャ早かったんです。たぶん、キングコングのカジサックより先ちゃうかな。同期の中山功太と仲のいいテレビのスタッフ、カメラ…
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イカれた企画「とろサーモン久保田、テレビ局の枠を買う。」の波紋
芸人にとってテレビは変わらず魅力的なメディアです。ただ、今の時代は東京のキー局だけにこだわらなくても、やりたいことや面白いことができるんじゃないかと考えて挑戦したのが「自腹で冠番組を持つ」という前代…
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麒麟の川島さんに「ヤバイな、金になるぞ」と言われて水彩画を始めた
今年に入って新しく始めたのが「絵を描くこと」です。きっかけは単純で、相方に舞台の仕事が入って、コンビの仕事が減ったんで半ば仕方なくという感じでした。 じゃあ、なぜ絵だったのかと言われれば、そ…
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テレビと違って制限のない舞台はメチャ居心地がいい
M-1で優勝してからはテレビをはじめ、いろんな仕事をさせてもらえるようになりましたが、漫才に対する考え方は変わってません。これからもずっと面白いものを作っていくだけです。 そんな俺にとって大…
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テレビに出始めた最初の頃の苦労…過去に戻ってもう一度やり直したいクイズ番組が
テレビに出始めた最初の頃は本当に苦労しましたわ。当時の番組で強烈に覚えているのが広島テレビでやったクイズ番組です。もし今、過去に戻ってもう一回番組をやり直せるとしたらあの番組を選びますわ。 …
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苦節15年…ラストチャンスで勝ち取ったM-1!
M-1で優勝したのは結成15年目のラストチャンス。やっとですわ。 M-1にはそれこそ死に物狂いで挑んでましたよ。毎年新ネタを作るだけじゃなく、スタイルもどんどん変えてたし、これまでにウケたス…
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活動の場を東京に移して始まった地獄の日々 俺にとって東京は「頭狂」なのだ
俺たちとろサーモンは2010年に活動の場を東京に移しましたが、もうどこから話していいかわからないくらい地獄の日々の始まりでした。 大阪では結果も残して結婚もしました。満を持しての東京進出です…
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芸人仲間が売れていく姿を見て、嫉妬で頭がおかしくなりそうだった
大阪での仕事は順調で、そうなると次に目指すのは東京進出です。よく大阪芸人の間では「芸人は大阪で売れても、東京でもう一度売れなければならない」と言われますが、まさにその通り。やっぱり大阪だけでは全国区…
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「baseよしもと」のオーディションは落ちまくり…「これでダメなら宮崎へ帰ろう」と最後の勝負
2002年にとろサーモンを組んだものの、最初はなかなかうまくいかんかった。当時大阪の若手がまずめざしたのが「baseよしもと」の舞台。吉本芸人の層の厚さはハンパじゃなくて、舞台に立つには何百組もいる…
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ひと足先にNSCに入った相方が別のヤツとコンビ組んじゃって「おまえ、裏切るんか」と
相方の村田に誘われて一緒にNSC大阪(吉本総合芸能学院)の入学試験を受けたけど、俺だけが落ちてしまいました。だから、村田はNSC21期生で、俺は22期生なんです。 そりゃあ、落ち込みましたよ…
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相方の村田に「殺されかけた」高校時代。ガラスの破片があと1センチずれてたら…
子供時代はそんなにテレビのバラエティーを見ていません。家庭が厳しくてテレビを見せてもらえなかったんですわ。小学生のころだと「8時だョ!全員集合」が大人気だったし、「オレたちひょうきん族」も始まって、…
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人生を変えた軟式テニス部顧問との出会い「君は目に元気がない。目が腐ってるね」
今の俺を見て「よほど屈折した青春時代を送ったんやろ」と思う人はいるかもしらんけど、実はこう見えて、中学・高校は部活動に打ち込む体育会系スポーツ少年やった。 もともと、小学生の時は近所の野球チ…
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子供の頃からほったらかしにされていた俺…小4のとき、弟2人を引き連れ家出決行
漫才コンビ「とろサーモン」の久保田かずのぶです。2017年にM-1グランプリで優勝してからはありがたいことにいろんな活動をさせてもらってます。この連載ではそんな俺の生い立ちから最近の活動までタップリ…