役に立つオモシロ医学論文
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ダイエット成功の秘訣は睡眠時間にあり エネルギー摂取量が変化
健康状態にとって適切な睡眠時間は7時間前後といわれています。しかし、仕事の多忙などが原因で、睡眠時間を十分に確保できない人も多いでしょう。米国で行われた調査によれば、7時間に満たない睡眠時間を報告し…
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子供のマスク着用が保育施設の休園を減らす 米で論文報告
新型コロナウイルスの感染が急拡大する中、保育施設では子供や職員が感染するなどして、休園を余儀なくされている施設も増えています。 感染対策に有効なマスクの着用ですが、小さなお子さんでは適切に装…
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コロナワクチンの副反応 5~7割が「ノセボ効果」によるもの?
薬として効く成分がまったく含まれていない偽薬を「プラセボ」と呼びます。プラセボを飲んでも、理論上は何の効果も期待できませんが、実際には身体に有益な作用が得られることも多く、これがプラセボ効果です。 …
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うつ症状のある人はコロナワクチンのデマ情報を信用しやすい?
新型コロナウイルスに関する根拠のない偽情報が、人の生活や社会にどのような影響をもたらすのかについて、さまざまな研究が行われてきました。いわゆるデマ情報や陰謀論の多くは感染リスクに対する人々の関心を低…
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新型コロナのパンデミックで子供の感染症が激減? 英で報告
新型コロナウイルスのパンデミックは、世界各国の小児医療にも大きな影響を及ぼしました。麻疹(はしか)やポリオなど、ワクチンの定期接種プログラムが中断された国も多く、1歳未満児の約8000万人に影響が出…
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終わりの始まり?オミクロン株の重症化リスクに関する研究データ
昨年11月、南アフリカで最初の感染者が見つかった新型コロナウイルスのオミクロン株ですが、日本でも急速に感染が拡大しています。これまで世界中で猛威を振るっていたデルタ株よりも変異の箇所が多く、感染力の…
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夫婦関係が急速に悪化する「産後クライシス」育児への認識にずれ
男女共同参画社会の推進や家族構成の多様化などによって育児における父親の役割に関心が集まっています。 しかし、日本においては父親の育児・家事時間が1日当たり1時間23分と、他の先進国(米国や北…
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ワクチンのブースター接種でコロナ感染による死亡が90%減る 著名医学誌に論文
今年の秋以降、新型コロナウイルスの感染拡大は落ち着きを取り戻しつつあります。しかし、世界的にはオミクロン変異株の出現など、まだまだ予断を許しません。また、2回目のワクチン接種から半年以上が経過した人…
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白内障の手術で認知症のリスクが3割減 効果は5年以上続く
高齢化が進む先進諸国では、認知症を患う人の数も増加しています。しかし、認知機能の改善に効果的な治療法は存在しません。そのため近年では、認知症を治療することよりも予防することに関心が集まっています。 …
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片頭痛の予防には音楽が効果的!? 発作が平均2.8回減少
こめかみの片側を中心に、脈打つように起こる頭痛を「片頭痛」と呼びます。片頭痛の発作予防に薬を用いることもありますが、ストレス管理やリラクセーションを取り入れた心理療法にも効果が期待できます。 …
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ソーシャルメディアユーザーはうつ病を発症しやすい? 米国医師会誌に論文
ソーシャルメディアの利用が抑うつ症状をもたらす可能性について、これまでに複数の研究データが報告されています。しかし、ソーシャルメディアを積極的に利用している人では、そもそも抑うつ症状を有している可能…
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インフルエンザワクチンで心筋梗塞を予防できる? 米専門誌で報告
血管が弾力を失ってしまう動脈硬化は、心筋梗塞や脳梗塞の原因として知られています。動脈硬化は高血圧や糖尿病、喫煙、運動不足などによってもたらされますが、その発症には炎症反応が関係していると考えられてい…
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新型コロナによる生命の損失は世界31カ国・地域で2800万年超
新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)は、人々の健康状態に甚大な影響を与えました。米国では、2020年の主要死因ランキングで、新型コロナウイルス感染症が3位となり、戦後はじめて国民の平均寿命…
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ファストフード店が多い地域では糖尿病の人が多い 米国医師会誌に論文
糖尿病の発症率には地理的な格差が知られています。過去の研究では、居住地の近隣に運動に適した環境や健康的な食材を入手しやすい環境があると、糖尿病を発症しにくい可能性が報告されていました。しかし、これま…
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学校生活におけるマスク着用は義務付けるべきか 米誌で論文
新型コロナウイルスワクチンの接種率が低い若年層では、学校生活における集団感染のリスクに配慮する必要があります。文部科学省が公表している「学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル…
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自由に使える時間が多ければ幸せなのか 米専門誌で研究報告
全米を対象とした調査では、米国人の約半数が「自分がやりたいことをするための時間がない」と答えているそうです。時間に追われていると感じている人では、自分が好きなことをする余裕もなく、当然ながら幸福度は…
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野菜を多く食べることで新型コロナの重症化リスクが4割減
新型コロナウイルス感染症は、糖尿病や肥満の方で重症化しやすいことが知られています。一方で糖尿病や肥満の原因は生活習慣によるところが大きく、とりわけ食事の影響は軽視できません。そんな中、英国消化器病学…
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コロナワクチンはいつまで効果が持続する? 医学誌に論文
新型コロナウイルスに対するワクチンの有効率は、日本で接種が進んでいるファイザー/ビオンテック社製ワクチンで95%、モデルナ社製ワクチンで94.1%と、いずれも優れた感染予防効果を有しています。一方で…
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新型コロナの感染拡大 人の流れをどれだけ制限すればよいか 参考となる研究論文が
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐためには、マスクの着用や手指消毒の徹底、そしてワクチン接種が重要です。しかし、最も強力な感染対策は人の流れ(移動)を物理的に遮断することでしょう。人から人へと感染す…
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妊娠中の新型コロナウイルスワクチン接種は本当に安全か? 米国で研究論文が
新型コロナウイルスワクチンは妊娠中においても安全に接種できると考えられており、厚生労働省は、時期を問わず妊娠中のワクチン接種を推奨しています。一方で、インターネット上では妊娠中に新型コロナウイルスワ…