コロナ第2波に打ち勝つ最新知識
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目のコロナ対策<3>インフルエンザウイルスも目から侵入する
目を無防備にしないことは、新型コロナウイルスの侵入を防ぐためだけじゃない。インフルエンザの感染リスクも低下させる。 結果、新型コロナとインフルエンザのダブル感染を阻止することになる。「清澤眼…
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目のコロナ対策<2>マスクが目からの侵入リスクを上げる?
今年の冬はマスクで鼻や口を覆うだけでなく、目を守ることも考えた方がいい。新型コロナウイルスは目から侵入する可能性があるからだ。日本眼科医会の学術委員で「清澤眼科医院」(東京・南砂)の清澤源弘院長が言…
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目のコロナ対策<1>眼鏡をかけると感染リスクは5分の1に?
冬が迫り、新型コロナウイルスとインフルエンザのダブル感染が話題だ。それを避けるためのインフルエンザワクチンの早期接種に関心が集まっているが、目からの感染予防対策はお済みだろうか? 新型コロナ…
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嗅覚・味覚障害の原因は支持細胞が炎症で障害された可能性
新型コロナウイルス感染症の初期に、嗅覚・味覚障害が多く見られるが、それは一般的な風邪をひいた後の嗅覚障害とは原因、症状や経過がやや異なるようだ。 風邪をひいた後、症状が改善してからも、嗅覚障…
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ショックが引き金に 世界中で報告「コロナ脱毛」2つの理由
新型コロナの後遺症の中で意外とされているのが「抜け毛」だ。4月に感染した女優のアリッサ・ミラノは自身のツイッターで、髪の毛をとかすと大量の抜け毛が出る動画を投稿。「新型コロナウイルスによる髪の毛への…
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コロナ感染という強烈な体験の「記憶」が肉体を長期的に蝕む
高齢者は日々体を動かすことで、かろうじて筋肉量や体力を維持している。「不要不急の外出自粛」により、自宅に閉じこもりがちな高齢者は、筋力低下や精神的ストレスが生じ、命を縮めることにもつながりかねない。…
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新型コロナとインフル 同時流行に備えてやっておくべきこと
新型コロナウイルスとインフルエンザのダブル感染が懸念される季節が近づいてきた。私たちはそれに備えて何をしなければならないのか? 「弘邦医院」(東京・葛西)の林雅之院長に聞いた。 「新型コ…
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過去の治療法は有効か? 低放射線療法が再び注目されている
インフルエンザ流行期と重なり医療崩壊が懸念されている。そんな時に必要なのは「過去の治療法」ではないか? 弘邦医院(東京・葛西)の林雅之院長に聞いた。 新型コロナウイルス感染症の新規…
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軽症がいきなり重症化「幸福な低酸素症」はなぜ起きるのか?
新型コロナウイルス感染症の特徴のひとつに、軽症に見えた人が突然、重症化することがある。 背景には、本来なら、生命維持が困難なほどの低酸素状態にありながら呼吸困難の兆候がない「幸せな低酸素症“…
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新型コロナは性感染症 キスでうつることを忘れてはいけない
感染症は、感染経路さえ遮断すれば人にうつらない。 一方、新型コロナウイルス感染症は飛沫でうつる。だからこそ「マスクの着用」「横を向いて小声で話す」「料理に飛沫をかけない」「飛沫が付着した可能…
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感染封じ込め成功国からの帰国<5>日本は管理が緩くなっている
8月27日、成田のAホテルに2週間隔離状態にされた、台湾からの帰国者、古川亮一さん(仮名・40=社会福祉団体職員)がようやく解放された。 「チェックアウト時、ホテルから『2週間宿泊証明書』を手…
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感染封じ込め成功国からの帰国<4>アルバイトのような隔離生活
猛暑日が続く8月中旬、台湾から帰国した古川亮一さん(仮名・社会福祉団体職員=40)は、成田のAホテルに“隔離”された。 連泊、2週間の滞在である。新型コロナウイルス対策の「特別対応」で、部屋…
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感染封じ込め成功国からの帰国<3>レストランでの食事はNG
台湾からの帰国直前に成田駅近くのAホテルを予約していた社会福祉団体職員の古川亮一さん(仮名=40)は、8月12日夕方、チェックインした。厚労省や外務省の要請で帰国直後、2週間のホテル滞在を余儀なくさ…
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感染封じ込め成功国からの帰国<2>空港を出るまで2時間かかった
8月12日午前、タクシーで台湾の首都・台北の郊外「桃園国際空港」に着いた社会福祉団体職員の古川亮一さん(仮名=40)は、出国ロビーを横切り、搭乗受付のカウンターに並んだ。 ロビーはいつもより…
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感染封じ込め成功国からの帰国<1>マスク姿は街から消えている
台湾に駐在中の社会福祉団体職員、古川亮一さん(仮名=40)は、記録的な猛暑が続く8月12日に帰国した。新型コロナウイルス対策で、出入国が面倒な帰国は避けたい。そのため、6月と7月に帰国日を、2度も延…
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消毒液による「うがい」のやり過ぎは逆に感染リスクをアップ
うがい薬の品薄が続いている。今月4日、吉村洋文・大阪府知事が会見を開いて「新型コロナウイルスの感染者が、ポビドンヨード入りのうがい薬を使用したところ、唾液からウイルスが検出される人が減った」と発表。…
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夫が感染…妻はその時<後編>検査は陰性で心底ホッとした
新型コロナウイルス感染者が再び急増しつつあった7月中旬、一緒に暮らしている夫(44歳)に感染が発覚した織本まやさん(仮名=35歳)。夫が感染したと思われる日から、発熱の症状が表れて検査を受けた日まで…
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夫が感染…妻はその時<前編>大丈夫だとタカをくくって…
7月初めはいわゆる“夜の街”での感染が多かった新型コロナウイルスだが、ここ1カ月の間に家庭内感染が急増している。家族の誰かが知らないうちに感染していたが無症状だった、あるいは発熱などの症状が出てから…
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感染リスクはゼロにはできない 気にすべきは「ウイルス量」
新型コロナの感染拡大が止まらない。18日には全国の新規感染者数は913人に上り、死者16人は緊急事態宣言解除後最多だという。再度日常生活で何に注意したらいいのかを公衆衛生に詳しい岩室紳也医師に聞いた…
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現役世代が重症化する可能性は低いが…本当に怖いのはなにか
我々はいったい何を警戒するべきなのだろう。現役世代がコロナで命を落とす可能性はかなり低いし、重症化する可能性すら低い。 しかし中等症でも、患者の手記や証言によれば、相当きつそうだ。息切れや肺…