「もう炎上やらない」ドランク鈴木が語る“クズ枠”からの脱却
「お忙しいところすみません」と本紙記者が挨拶すると「ありがたいです」と僧侶のように深々と頭を下げた「ドランクドラゴン」鈴木拓(39)。鈴木といえばツイッター炎上芸人として知られるが、最近は朝ドラ「まれ」にも出演するなど、“クズ芸人”の異名とは対照的に活躍の場をじわじわと広げている。この低すぎる“腰”の“種明かし”が鈴木の処女エッセー「クズころがし」(主婦と生活社)につづられている。
みなさんいろいろやっていただいて申し訳ないですけど……売れねえと思うんですよ。5000部いけばいい方ですっけ? なので印税とか儲けは期待してません。もちろんサイン会に来てくれた方はお金を落としてくれる方なので、全力でころがしますけど、テレビの視聴者はお客さまじゃない。僕が相手にしてるのはメディアやスタッフの方。
炎上ならメーンは「ヤフーニュース」。人間は「火」という道具を持った瞬間にすごい進化を始めますよ。発明です。普通なら広告費を払って載せてもらうのに、僕が最近ニュースになったのは「屁だと思ったらそれがクソだった」という話。漏らしたってだけで炎上しなくてもニュースになる。普通、ニュースって結婚、離婚、子供を産んだとか人生の節目が取り上げられる。僕もクソは生み出しましたけど。最近はテレビ局の人もネットで話題の人を募るので、ヤフーの方々には足を向けて寝られないですね。