開催中のシェブロン選手権はいくら? 膨れ上がる米女子ツアー賞金事情…優勝に最も近い日本人は誰だ
【シェブロン選手権】
今年の「マスターズ」は、R・マキロイ(35)のグランドスラム達成に世界中のファンが感動したが、手にした優勝賞金(420万ドル)はあまり話題にならなかった。1ドル=145円とすれば約6億900万円。前年から60万ドルも増額された。2021年優勝の松山英樹(33)は207万ドルだから倍額以上だ。
現在行われている女子のメジャー初戦「シェブロン選手権」の優勝賞金は120万ドル。マスターズには遠く及ばないが、それでも日本円で約1億7400万円と高額だ。
昨年、笹生優花(23)が2度目の頂点に立った全米女子オープンは240万ドル(約3億4800万円)。古江彩佳(24)が男女を通じて日本選手5人目のメジャー制覇を成し遂げたエビアン選手権は120万ドル。当時は円安で2億円近い額だった。
19年に渋野日向子(26)が“シンデレラ”になった全英女子オープンの優勝賞金67万5000ドル(当時のレートで約7155万円)も昨年には142万5000ドルまでアップした。ちなみに、竹田麗央(22)が制した日本女子オープンは3000万円。全米女子オープンの10分の1以下だ。