看護師と浮気報道で電撃引退 小室哲哉はそんなに悪いのか
KEIKOさんの大分県の実家のご両親やスタッフの手を借りなければ、とても手に負えないのかも知れません。加えて自身もC型肝炎や突発性難聴などの病気も患っていたというのですから、八方ふさがり。不倫を疑われた看護師の女性は、そんなときに知り合い、ふと心を許せる相手だったのかも知れません」(城下氏)
■ネットでは同情論も……
引退の2文字が浮かんだ時期は昨年の8月。仕事と介護の両立に限界を感じ、「ああ来年は一般的な定年(60歳)かなと思った」という小室。
35年の音楽活動の幕引きのきっかけが不倫スキャンダルになるとは夢にも思っていなかったに違いないが、積年の看病疲れなどが重なった時に、ふと自分を支えてくれる身近な女性に甘え、彼女も許容した。それを第三者が鬼の首を取ったかのごとく、不倫は罪だと非難するのは、いくら小室が有名人とはいえ、いささか人間味に欠けると言わざるを得ない。
もちろん、引退は浮気の方便という見方も一方にはあるが、小室を取り巻く状況が同情に値するのは間違いない。ネット世論やワイドショーなどで小室を擁護する声が渦巻くのも当然といえば当然だろう。
35年間の音楽人生で「一番ツライのは今日」と語った小室。何度も頭を下げて会見場を去るその背中に、一世を風靡した“TK”の2文字はなかった。