マシンガンズ滝沢秀一さん 夢は“ゴミゼロハウス”をつくる
マシンガンズ滝沢秀一さん(44歳)
2000年代の芸人ブームで毒舌漫才が人気だったマシンガンズのメンバー。仕事激減後にゴミ収集会社に勤め、清掃員をしながら芸人活動する滝沢秀一さんは、“ゴミ清掃芸人”としてすっかり有名だ。死ぬまでの目標は、省エネの「ゴミゼロハウス」を建てて住むこと。コロナ禍でのゴミ問題を話してくれた。
生計のため9年前から清掃業をやってます。コロナ禍では大変ですよ! 昨年の最初の緊急事態宣言の時期は、外に出られない多くの方が断捨離をしてたので、すごくゴミが出ました。年末年始が3カ月続いた感じ(笑い)。ひとつの家庭で20袋くらい出してくる人もいたんです。ひと家庭3、4袋しか出しちゃいけないルールなんですけど、みなさん知らないんですね。
いわゆる断捨離ゴミは100円ショップで売ってるプラスチックの籠とか鉢植えとかが大量に捨てられました。1年前はコロナのことがよくわかってなかったじゃないですか。だから、感染したら命に関わると僕らはすごく気を使い、震えながら収集してましたよ。
最初の緊急事態宣言の後の自粛期間でも、みなさん家で食べるからテークアウトのゴミが多かった。そして今回の緊急事態宣言が最初の時と近い規模のようなので、清掃員はゴミが多いと予測して宣言直後から震えてます。