「腹凹マックス」 マッサージ器としては手軽だが…

公開日: 更新日:

 お腹のたるみは中高年の証し。ベルトの上にタプンと乗っかる脂肪が気になる時季でもある。試してみたのは、ラクしてお腹回りを引き締められそうなグッズだ。

 持ち手を持って、たるんだ下腹ラインに押し付けては離す動作を繰り返すと、2つのリンゴ形ローラーが左右に広がって肉をつまむように転がる……という仕組み。強力な刺激で押し付けるときに腹筋に力が入り、離すときには効率よく絞り上げるとのこと。効果を期待したのだが、結果はむなしかった。

 まず、強力刺激がない。ただローラーが転がるだけで、腹筋が鍛えられるほど力がいらない上、絞り上げられる感覚もなく、軽いマッサージ的な心地良さしかない。これでお腹が凹むとは到底思えず、続けることにむなしささえ感じてしまい、1カ月ほどでなんの効果もないまま飽きてしまった。

 やはり、ラクをしていたら何も手に入らないと学ばせてもらった。唯一、わき腹や背中のマッサージとしては手軽で気持ちいいことが救いだった。

★(3つが満点)

【連載】試して納得! 健康医療グッズ

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    悠仁さまは学習院ではなぜダメだった?大学進学で疲弊する宮内庁職員「もうやめたい」と悲鳴

  3. 3

    大阪府の8割の小売店でコメ品切れ発生だが…吉村知事「備蓄米放出しろ」が腑に落ちないワケ

  4. 4

    巨人「助っ人野手の獲得下手」汚名返上できた納得の理由…今年はなぜ2人とも“当たり”?

  5. 5

    そんなに女性天皇がいやなのか…最近の雅子皇后いじめの裏にあるもの

  1. 6

    佐々木朗希にメジャースカウト「合格点」も…“投げては休む”は米国で受け入れられるのか

  2. 7

    巨人・坂本勇人は《潔くユニホーム脱ぐべき》低迷でも“1年延命”で現役続行か

  3. 8

    故・川田亜子さんトラブル判明した「謎の最期」から16年…TBS安住紳一郎アナが“あの曲”を再び

  4. 9

    “異例の成績”報道の悠仁さまに東大の「共通テスト重視」が与える影響は?

  5. 10

    やす子に始まり、やす子に終わった…一体、誰のための「24時間テレビ」なのか