「シリコンくるりんグリップ」は高齢者に最適

公開日: 更新日:

 ペンやスプーン、歯ブラシなどに巻いて持ち手を太くするグッズを試してみた。主に手に力が入りにくくなった高齢者用に考えられたものだが、ケガや病気で細いものが握りにくい時などにも使える。

 素材は、らせん状のシリコーンで、使用法は握り部分に端からぐるぐる巻くだけ。巻ききれず余る部分があっても問題はない。

 ボールペンほどの細さなら大抵のものに対応し、しっかりと巻けて、滑らず緩んでくることもない。

 巻いた後は直径2.5センチほどになり、緩い握りで安定して扱うことができた。ただ、文字を書く際は、キュッと詰めて巻かないと、らせんの間に指が入ってしまい、やや書きづらい。

 また、ノック式のペンでノック部分が胴体にある場合は上から巻いてしまうことになり、芯を出し入れできないという不都合が起こる。

 シリコーンの両端だけを巻き、たるませた真ん中に手を入れれば、手が開いたままでも道具を固定することが可能だ。煮沸消毒できるのもいい。

★★(3つが満点)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動