ストレスで下痢に…予防に白菜が○でキムチが×の理由とは

公開日: 更新日:

 高FODMAP食と低FODMAP食のうち、主な食品は〈別欄〉の通り。こうしてみると、「善玉菌を増やすためのヨーグルト」「朝ご飯はキムチか納豆」といった“健康常識”が間違いだったように思える。

「間違いではありませんよ。悪玉菌が多い人が、その改善に摂取するのはいい。しかし、過剰摂取で善玉菌が増え過ぎるのは問題です。たとえば、白菜は善玉菌のエサとなる食物繊維が豊富。それが原材料のキムチは、発酵によって善玉菌活性がさらに増し、過剰な力が悪さをする恐れがあるということ。私も今は納豆もヨーグルトも取っていますから」

 気になる人は、低FODMAP食を試してみるといい。

◇高FODMAP食
 牛乳、ヨーグルト、アイスクリーム、プロセスチーズ、カッテージチーズ、クリームチーズなど。
 納豆、豆類、玉ネギ、ネギ、ニラ、ニンニク、ゴボウ、キムチ、サツマイモ、マッシュルーム、カリフラワーなど。
 ラーメン、パスタ、うどん、そば、ピザ、お好み焼き、大麦、小麦、パン、小麦粉など。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人・田中将大「巨大不良債権化」という現実…阿部監督の“ちぐはぐ指令”に二軍首脳陣から大ヒンシュク

  2. 2

    ヘイトスピーチの見本市と化した参院選の異様…横行する排外主義にアムネスティが警鐘

  3. 3

    国民民主党「新人都議」に渦巻く“スピリチュアル疑惑”…またも露呈した候補者選定のユルユルぶり

  4. 4

    巨人・田中将大を復活させる「使い方」…先発ローテの6番目、若手と併用なんてもってのほか

  5. 5

    「時代に挑んだ男」加納典明(25)中学2年で初体験、行為を終えて感じたのは腹立ちと嫌悪だった

  1. 6

    高橋真麻がフジ港浩一前社長、大多亮元専務を擁護の赤っ恥…容姿端麗な女性集めた“港会”の実態知らず?

  2. 7

    参院選「自民裏金議員15人」で当確5人だけの衝撃情勢…比例は組織票があっても狭き門

  3. 8

    ドジャースが欲しがる投手・大谷翔平の「ケツ拭き要員」…リリーフ陣の負担量はメジャー最悪

  4. 9

    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

  5. 10

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?