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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NYハーレムから、激動のアメリカをレポートするジャーナリスト。 ダイバーシティと人種問題、次世代を切りひらくZ世代、変貌するアメリカ政治が得意分野。 早稲稲田大学政経学部卒業後1991年NYに移住、FMラジオディレクターとしてニュース/エンタメ番組を手がけるかたわら、ロッキンオンなどの音楽誌に寄稿。メアリー・J・ブライジ、マライア・キャリー、ハービー・ハンコックなど大物ミュージシャンをはじめ、インタビューした相手は2000人を超える。現在フリージャーナリストとして、ラジオ、新聞、ウェブ媒体にて、政治、社会、エンタメなどジャンルを自由自在に横断し、一歩踏みこんだ情報を届けている。 2019年、ミレニアルとZ世代が本音で未来を語る座談会プロジェクト「NYフューチャーラボ」を立ち上げ、最先端を走り続けている。 ホームページURL: https://megumedia.com

米大学の実験でHIVウイルスが消えた エイズ完治へ一歩前進

公開日: 更新日:

 かつては死の宣告だったエイズも、抗レトロウイルス剤を投与し続ければ、ウイルスの作用を抑えることができるようになりました。しかし、WHOによると、現在HIVに感染している3700万人のうち、抗レトロウイルス治療を受けている人は2200万人。2017年にエイズで亡くなった人の数は100万人近くに上っています。

 特にアフリカ南部の地域では、10人に1人がHIVに感染。スワジランドやボツワナなどでは大人の感染者は5人に1人を超えているとみられ、深刻な状況が続いています。

 一方、アメリカのHIV感染者は110万人、日本では感染者と患者数を合わせた数が2017年末時点で約2万9000人となっています。もしこの治療法が確立されれば、1980年代に発見されて以来、世界を震撼(しんかん)させてきたエイズが、地上から消える日に一歩近づくことになります。

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