新型コロナには睡眠で勝つ 長引く外出自粛で心の不調続出

公開日: 更新日:

 睡眠を整えれば、メンタル不調が改善し、感染症リスクも抑えられる。対策の基本は、テレワークでも普段と同じ時間に起床して、仕事を始める時間も一定にする。生活リズムを安定させることが質の高い睡眠の土台になる。

運動不足を解消して適度な疲労を感じることも睡眠の質を高めます。都心に通勤している会社員は、1日の平均歩数が9000歩というデータがあります。それがテレワークになると約2700歩と3分の1以下に減ってしまいます。運動不足の解消には下半身の血流をよくすることが重要なので、自宅でできるスクワットがおすすめです。また、意識的に『貧乏ゆすり』をするのも効果的です。下半身の血流をよくしたり、セロトニンの分泌を促してイライラを抑えるなど、ウオーキングと同じような効果があります」

 シャワーでなく、湯船につかるのも有効だ。冬が厳しく家にこもらなければならないフィンランドでは、血流をよくして運動代わりになるサウナが発達した。普段であれば湯船につかると疲労を助長してしまうが、いまは適度な疲労によって良質な睡眠につながるという。

 コロナと闘うには睡眠を整えよう。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  2. 2

    横綱・大の里まさかの千秋楽負傷休場に角界から非難の嵐…八角理事長は「遺憾」、舞の海氏も「私なら出場」

  3. 3

    2026年大学入試はどうなる? 注目は公立の長野大と福井県立大、私立は立教大学環境学部

  4. 4

    東山紀之「芸能界復帰」へカウントダウン着々…近影ショットを布石に、スマイル社社長業務の終了発表か

  5. 5

    「総理に失礼だ!」と小池都知事が大炎上…高市首相“45度お辞儀”に“5度の会釈”で対応したワケ

  1. 6

    大関取り安青錦の出世街道に立ちはだかる「体重のカベ」…幕内の平均体重より-10kg

  2. 7

    日中対立激化招いた高市外交に漂う“食傷ムード”…海外の有力メディアから懸念や皮肉が続々と

  3. 8

    義ノ富士が速攻相撲で横綱・大の里から金星! 学生相撲時代のライバルに送った痛烈メッセージ

  4. 9

    同じマンションで生活を…海老蔵&米倉涼子に復縁の可能性

  5. 10

    独立に成功した「新しい地図」3人を待つ課題…“事務所を出ない”理由を明かした木村拓哉の選択