症状が重くなる?インフルエンザとの混合感染には注意が必要

公開日: 更新日:

 前回、新型コロナウイルスが感染した細胞では、本来作られるはずのインターフェロン(自然免疫のひとつ)が作られない可能性があるという話をした。その原因のひとつが「ORF6」と呼ばれるタンパク質が作られ、インターフェロン合成を阻害するからだとも説明した。

 このことが、新型コロナウイルスの体内侵入を容易にする原因のひとつになっているとみられるのだが、もうひとつ人間にとって厄介なことがある。それは、「干渉作用」が効かない可能性もあるということだ。

 干渉作用とは、「1つのウイルスが感染した細胞には、インターフェロンなどの免疫細胞の働きにより2つ目のウイルスには感染しない」というもの。新型コロナもその原則が当てはまると考えられてきたが、どうやら必ずしもそうではないらしい。

 実際、中国・武漢の新型コロナウイルス感染症の重症患者の約50%がインフルエンザにも感染していたことが報告されている。

 新型コロナとインフルエンザの2つのウイルスに同時感染した患者は、サイトカインストームが早まるだけでなく、何度も起きる傾向にある。東邦大学名誉教授の東丸貴信医師が言う。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    浜辺美波 永瀬廉との“お泊りデート”報道追い風にCM契約アップ

  2. 2

    「インチキ男 ジャンボ尾崎 世界の笑い物」マスターズで不正しても予選落ち(1994年)

  3. 3

    青学大駅伝選手 皆渡星七さんの命を奪った「悪性リンパ腫」とはどんな病なのか?

  4. 4

    大谷翔平、笑顔の裏に別の顔 日刊ゲンダイは花巻東時代からどう報じてきたか、紙面とともに振り返る

  5. 5

    浜辺美波"激やせ"騒動はキンプリ永瀬廉との「破局」が原因か? 橋本環奈が励ます"みーちゃん"の近況

  1. 6

    ダイナミックな年に

  2. 7

    清原和博 夜の「ご乱行」3連発(00年~05年)…キャンプ中の夜遊び、女遊び、無断外泊は恒例行事だった

  3. 8

    2026年冬ドラマ大予想 「共感派」は杉咲花主演作が独占、「考察派」がザワつきそうな4作

  4. 9

    神田沙也加さん「自裁」の動機と遺書…恋人との確執、愛犬の死、母との断絶

  5. 10

    萬福(神奈川・横浜)異彩を放つカレー焼麺。常連の要望を形にした強めのとろみ