運動後はタンパク質補給を「30分以内」がゴールデンタイム

公開日: 更新日:

 ウオーキングやジョギングがしやすい季節だ。今は紅葉の季節でもある。美しい景色を見ながら、夫婦で歩いたり、軽く走る習慣を身に付けるのはどうだろう?

 体を動かした後、ぜひ取りたいのがタンパク質だ。運動で傷ついた筋肉はタンパク質によって修復される。タンパク質の摂取量が不十分だと、せっかくの運動の効果が十分に生かされない。

 さらに、運動後は大量にエネルギーや栄養素を消費しているので、通常よりも栄養を吸収しやすい状態になっている。だから、質の高いタンパク質を、十分量、しかも運動後速やかに摂取すべきなのだ。

 運動後、タンパク質を摂取する上で、ゴールデンタイムといわれているのが、運動後30分以内。遅くても45分以内にはタンパク質を取りたい。この時間内にタンパク質を取ると、筋肉へのアミノ酸の輸送量が3倍にもなるといわれている。

 もし45分をすぎてしまったら……。体内のアミノ酸がタンパク質へと変わって筋肉を形成する「タンパク同化」という作用が、運動後45分をすぎると下がってしまう。それ以降は急激にタンパク同化の能力が落ちていき、120分が経過すると、普段の働きまで戻ってしまう。ウオーキング後はビールをグビグビッと飲むのではなく、何をおいてもタンパク質摂取なのだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動