【イチゴ】「肝」の働きを正常化する春の体調維持に欠かせないフルーツ
木々が芽吹き、日差しも温かくなって春の訪れを感じるようになりました。そんな新しい季節を迎えるというのに、体調がなんだか優れずに困っていませんか? 春は自律神経が乱れて、身体に負担がかかりがち。とくに、シニアはその影響を受けやすく「春バテ」しやすいのです。
自律神経は、活動時に優位になる交感神経と、休息時に優位になる副交感神経が、バランスをとりながら心身の健康を維持しています。春は朝晩、そして日によって気温差が大きいために、自律神経がうまく対応できなくなりがちです。しかもシニアはそもそも体温調節機能が衰えているため、不調に見舞われやすくなります。
春バテは、主に身体がだるい、疲れやすい、めまい、食欲不振といった不調が見られます。またメンタル面においても、イライラしたり、怒りっぽくなる傾向があります。青空の下、アクティブに春を楽しむためにも、食養生で改善を図りましょう。
中医学において、春は気温の上昇とともに、体内のエネルギーも高まる季節。それに伴い、「肝」と呼ばれる臓器の働きが過剰になって、バランスを崩しやすいとされています。