酷評されがちな慶応横浜初等部が「幼稚舎より優れている」と評価される2つの魅力
ほかにもさまざまな工夫をしている横浜初等部だが、「人気の面では幼稚舎に遠く及ばない」と幼児教室経営者。「慶応側の戦略として入試日程をずらして、両校に受験できるようにしているが、どちらも合格した場合、幼稚舎を選ぶケースが圧倒的に多い」という。
中学への内部進学で幼稚舎は普通部、中等部、湘南藤沢と選択肢がある。それに対し、横浜初等部からは湘南藤沢だけ。ブランド力の差もさることながら、進路に関しても幼稚舎に追いつけない大きな理由のひとつになっているようだ。
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