確率2%の抽選で10万円で永住権を手にした在米邦人が語る 7億円「トランプ・ゴールドカード」の価値

公開日: 更新日:

■10年暮らして「条件を満たした」と思っても取得できるか分からない永住権

 そんな高額資金を投資しなくても取得できる通常のグリーンカードと、ゴールドカードの違いはどこにあるのか。日刊ゲンダイは、実際にグリーンカードを取得してアメリカ東部で暮らす40代のA子さんに話を聞いた。

「投資家向けのEB-5もそうですが、一般的にグリーンカードを取得するためには、学生ビザやH-1B(米国政府が認める特殊技能職に従事するためのビザ)などのビザの延長や申請を繰り返しながら5年~10年くらい米国内での実績や実益を積んでようやく獲得できます。ただ、条件を満たしていると思っても確実に取得できる保証はありません。その点、ゴールドカードは永住権に加え、選挙権も込みの市民権まで保証されているという意味ではそれなりの価値がありそうです」

 A子さんは、米政府主催の「移民多様化ビザ抽選(DV)プログラム」に幸運にも当選し、日本にいる間にグリーンカードを取得した。そうしたラッキーなケースは、およそ100人に1人当選するかしないかの確率だという。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    前田健太「ドジャース入り」で大谷との共闘に現実味 日本復帰より「節目の10年」優先か

  2. 2

    永野芽郁の「文春」不倫報道に噛みついたGACKTさんは、週刊誌の何たるかがわかっていない

  3. 3

    元NHK岩田明子は何をやってもウケない…コメントは緩く、ギャグはスベる、クイズは誤答

  4. 4

    Mrs.GREEN APPLEとディズニーのコラボに両ファン懸念…売れすぎた国民的バンドゆえの"食傷感"

  5. 5

    のんを襲った"後輩女優の二股不倫報道"の悲劇…カルピスCMめぐる永野芽郁との因縁

  1. 6

    ダウンタウン復帰が外部資金でコンテンツ配信のナゼ…松本人志に浮上した疑惑の顛末

  2. 7

    井桁弘恵ショートカットで“山之内すず化”が加速! 「そっくり問題」いよいよ待ったナシ

  3. 8

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  4. 9

    小田和正「77歳の現役力」の凄み…現役最年長アーティストが守り続ける“プロ意識”

  5. 10

    永野芽郁&田中圭の不倫スキャンダルをスルーするテレビ局の身勝手…ジャニーズの時の反省は?