「優勝しないと」 葛西紀明がジャンプ週間最終戦2位にも不満
ノルディックスキーのW杯男子ジャンプ個人第13戦が6日(日本時間7日未明)、オーストリア・ビショフスホーフェンで行われ、葛西紀明(42)が132.5メートル、137メートルの277.1点で2位に入った。
表彰台に立ったのは2戦連続で今季4度目。4試合の合計得点で争うジャンプ週間総合順位は1074.8点で4位で、伝統のジャンプ週間最終戦を締めくくった。
葛西は「2位は面白くない。優勝しないと、うれしさはこみ上げてこない。課題は踏み切りのタイミングと、着地でのテレマーク姿勢。それがうまくいかないと優勝できない」と語った。
優勝はミヒャエル・ヘイベク(オーストリア)で137.5メートル、136.5メートルの288.4点。3位には同じオーストリアのシュテファン・クラフトが入り、ジャンプ週間総合を1106.7点で初制覇し、同国の7連覇に貢献した。