レジェンド葛西 好調の秘訣は“あげまん”怜奈夫人のサポート
「今はどれだけ勝てるか楽しみが大きい」
男子ノルディックスキー・ジャンプの葛西紀明(42)が好調をアピールした。
25日は年末年始に欧州で行われる伝統の「ジャンプ週間」に向けて渡欧。27日からのドイツ・オーベルストドルフ大会を皮切りに4試合に出場する。
今季は11月29日のW杯第3戦(フィンランド・ルカ)で自身の持つ最年長記録を更新(42歳5カ月)。2月のソチ五輪で2つのメダルを獲得した勢いをそのままに、依然として好調をキープしている。さらなる最年長記録の更新に「自分でもワクワクしている」と口も滑らかだ。
葛西は今季好調の要因についてジャンプが安定したことに加えて「何よりも体重セーブがうまくできたのが良かったと思う」と早い時期に減量に成功したことを挙げている。
葛西の体重管理を支えているのは他でもなく、今年2月に結婚した怜奈夫人だ。結婚前から独学で栄養管理を学び、鍋物など自ら献立を考え、野菜中心のメニューで太らない体づくりを心がけている。