白鵬は会見で「相撲道の発展のためにやっている」とも話したが、何をか言わんや。今場所中に逸ノ城に食らわせた“ダメ押しアッパー”や顔面へのヒジ打ちなど、その素行や態度は相撲道が聞いて呆れるばかり。この日の横綱審議委員会では、逸ノ城へのダメ押しに「猛省を促したい」(守屋委員長)と、早速苦言が出た。今後はこうした非難が増えこそすれ、減ることはないだろう。だからこそ、あらためて「オレを褒め称えるだけでいい」とクギを刺したのではないか。
「毎日ビデオでチェックしてますから」
と、舞の海氏に向けて嫌みたっぷりの白鵬。前人未到の優勝35回以上に、器の小ささでも歴代横綱随一だ。