舞の海氏にまた嫌み…白鵬は一夜明けても“暴走”止まらず
終わったことをいつまでもグチグチと、女々しい横綱である。
27日に行われた名古屋場所の優勝一夜明け会見。2場所ぶり、35回目のVを飾った横綱白鵬(30)が、再び解説者の舞の海秀平氏をやり玉に挙げたのだ。前夜のNHK中継の優勝インタビューでは今場所序盤に舞の海氏が「白鵬の力が落ちている」と解説したことを引き合いに出し、「誰とは言いませんが……」とチクリとやったばかり。舞の海氏は恐縮しきりで、さながら晒し者の体だった。それをまたも蒸し返した。
「舞の海さんが言うように30歳ですから、力が落ちたことはあると思う。男はいずれ土俵を下りるし、一番一番大事に取っている。だから、寂しいことは言わず、長い相撲でも『辛抱して勝った』とか言ってくれればやる気が出る。力が落ちたと言われるとガクッときますから」
力が落ちていることはわかっているが、それは言うな。非難はするな、褒め続けてくれ。でないと取れる相撲も取れない――要はそういうことだろう。
解説者は力士の応援団ではない。おべんちゃらを言う必要はないし、白鵬が衰えたと見るならば、それを視聴者とファンにハッキリ伝えるのが仕事である。