難関は四球増か…ホークスOB語る柳田「40-40」の可能性

公開日: 更新日:

 5日現在、柳田は打率.172、1本塁打、1打点。この日も2四球と、相手バッテリーからは勝負を避けられている。

「我慢して四球を選ぶあたりは、さすが柳田でしょう。確かに打ってはいませんが、その分、高い出塁率(.454)でチームに貢献している。打率が関係ない40-40は単純に数字を積み上げる記録。メジャーに比べて試合数が少ない日本の方が、難易度が高いと言えます」(前出の本間氏)

 前述の達成者4人中、最も出場試合の少ない88年のカンセコ、96年のボンズでも、共に158試合。日本はフル出場しても、それより15試合も少ない143試合だ。チームプレーに徹すれば、さらにチャンスは限られてくる。

 柳田が優勝とは無縁の弱小球団に所属していれば、「40-40」は可能かもしれないが……。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動