難関は四球増か…ホークスOB語る柳田「40-40」の可能性
5日現在、柳田は打率.172、1本塁打、1打点。この日も2四球と、相手バッテリーからは勝負を避けられている。
「我慢して四球を選ぶあたりは、さすが柳田でしょう。確かに打ってはいませんが、その分、高い出塁率(.454)でチームに貢献している。打率が関係ない40-40は単純に数字を積み上げる記録。メジャーに比べて試合数が少ない日本の方が、難易度が高いと言えます」(前出の本間氏)
前述の達成者4人中、最も出場試合の少ない88年のカンセコ、96年のボンズでも、共に158試合。日本はフル出場しても、それより15試合も少ない143試合だ。チームプレーに徹すれば、さらにチャンスは限られてくる。
柳田が優勝とは無縁の弱小球団に所属していれば、「40-40」は可能かもしれないが……。