ケガを抱えても無理を 清宮の強メンタルがプロではアダに
「日本ハムは故障を防ぐ目的で自主トレから追い込むような練習メニューは組まない。自主性を重んじており、個人練習の時間が多くなる。球団としてもオーバーワークと判断すれば、あえてブレーキを踏むこともある。清宮は古傷を抱えているだけになおさら、まずはケガをしない体づくりを優先するでしょうし、プロ入り当初は清宮が望むような『厳しく指導してくれる』という環境にはならない。ただ、1年目から試合に出たいと考えている清宮がそれを我慢できるかどうか。日本ハムは寮と室内練習場が隣接しているのでいつでも練習できる環境にある。ケガを隠してもプレーしたがるタイプだけに、無理をしてしまう可能性もあります」
古傷を抱えた体、真面目な本人の性格、周囲の過剰な期待が、パンクにつながる懸念はあるというのだ。