ケガを抱えても無理を 清宮の強メンタルがプロではアダに

公開日: 更新日:

「1年夏の甲子園では、左手親指を骨折した直後、テーピングをしただけで本塁打を打った。右肩にも痛みを抱えていたが、報道陣にはおくびにも出さなかった。直後のU18のチェコ戦前に左膝を痛めたものの、代表の西谷監督(大阪桐蔭)には『テーピングをすれば大丈夫です』と軽症を強調して志願出場。しかし、痛みがひかずに途中交代することになり、西谷監督から『そういうことはもっと早く言わないといけない』と注意されたほど。さすがに翌日の試合は欠場しましたが、少々のことでは痛いかゆいを口にしない。多少の無理は無理と思わないのです」(アマ担当記者)

■「自分のモチベーション」

 3年時のU18では、両太ももに張りが出た。肉離れも懸念されたほどだが、「調子が上がってきた証拠」と素知らぬ顔で試合に出た。

 プロでは、早実の大先輩である王貞治(現ソフトバンク球団会長)が持つ世界記録の868本塁打を「目指せるくらいの選手になりたい」と話した。メジャーリーガーになる夢もあるし、1年目から一軍でバリバリやりたいと思っている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭