米国の生活で最も頭を抱えたのは食事 最後まで苦労した
本拠地ボストンであれば問題ないのですが、遠征先での外食は店探しに苦労しました。東西の大都市であるニューヨーク、ロサンゼルスにはおいしい店がいくらでもありましたが、大変だったのは中地区でした。カンザスシティーなどの中西部の地方都市はステーキ屋さんばかりなんです。しかも、田舎町ですから、ナイトゲームを終えて食事に出ようにも、ほとんどの店は閉まってます。通訳さんに頼んで、開いている店を探してもらっていました。頻繁に行く遠征先では店のマスターと親しくなり、あらかじめ連絡すれば、店を開けておいてもらえることもありました。遠征先のチームの観戦チケットを渡したり、レッドソックスグッズにサインするなどお礼は欠かしませんでした。
遠征先で食事に困ったときはイタリアンがおススメです。パスタにピザ、ラザニアなど味付けも日本人の好みに合うものが多く、ハズレはなかったと思います。
体が資本の選手にとって栄養に加えて睡眠も重要ですが、シーズン中の移動はとにかく過酷でした。
(つづく)