日大アメフト内田監督に「共謀共同正犯」で逮捕の可能性
「あれは暴力」(新日本プロレス辻陽太・日体大アメフット部出身)。日大アメフト部のプレーに、プロレス界からも批判的な声が上がっている。
関学大の選手がボールを手放した2秒後、日大の選手が猛烈なタックルをし、全治3週間のケガを負わせた。日大は関学大の抗議に「意図的な乱暴行為を行うことなどを選手に教えていることは全くない。ルールに基づいた厳しさを求めるものであるが、今回、指導者による指導と選手の受け取り方に乖離(かいり)が起きていたことが問題の本質と認識しており、指導方法に関し、深く反省している」と書面で回答したものの、17日に兵庫県西宮市内で記者会見した関学大はこれを不服とし、24日までに追加の回答を求める意向を示した。
また関学大アメフト部の鳥内監督は、日大の内田正人監督(62)が公の場に出てきていないことに、「大学の監督プラス、日本大学の中でも要職、地位のある役職におられるので、はっきり記者会見して、お詫びに来てほしい」と訴えた。
すでに負傷した選手の父親は、警察に相談したことを明かしているし、「日大が指導方針を改めない場合、告訴も検討せざるを得ない」と語っている。刑事事件に発展しそうな雲行きなのだ。