日大アメフト内田監督に「共謀共同正犯」で逮捕の可能性
16日、内田監督は日大広報課を通じて「反則を指示したことはない」と否定したが、問題の選手は「『(反則を)やるなら出してやる』と監督から言われた」と周囲に話しているという。
警察が「選手と監督の悪質な共謀」と見なしたら、罰金刑ごときでは済みそうにない。どんな罪に問われるのか。
「考えられるのは『共謀共同正犯』。ヤクザの親分が子分に誰かを傷つけてこいと命じた場合に適用される罪です。ヤクザ事件と同じように、警察はまず実行犯である選手を逮捕し、事情を把握してから監督を逮捕という手順でしょう。全治3週間なら2人とも求刑10月~1年程度。ただし、違法行為をためらっている選手を監督が脅してタックルさせたと認定されたら、判決は選手が懲役8月、監督は1年2~6月と、監督のほうが罪が重くなると思われます」(落合洋司氏)
日大の選手は試合後、涙を流している。本人は退部する意向だという。