内村外しか 全日本体操個人総合「新大会形式」導入の狙い

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 ついに世代交代か。10月の世界選手権(ドーハ)などの代表選考を兼ねた全日本体操個人総合選手権が27日に開幕。今大会はリオ五輪金メダルの内村航平(29)による前人未到の11連覇が懸かる。

 内村は昨年10月の世界選手権(カナダ)で左足首を負傷し、復帰戦となったW杯カタール大会(種目別)では全4種目で予選落ちした。前日会見で内村は「(11連覇より)下も育ってきているだけに、ミスなく手堅く代表入りしたい」と話したが、優勝はもちろん、日本代表入りにも黄信号がともっている。

 今年から大会形式が変わり、予選、決勝の2日間の合計得点で順位を決める。先のW杯東京大会(個人総合)を制した白井健三(21=写真)は、過去の実績と連戦を考慮され、W杯得点(86.064点)が予選に持ち越しとなる。白井が85点台で2位以下に終わっても、他の選手が86.064点を上回らなければ、白井が予選1位通過となる。

 さらに、代表選考基準も見直され、今大会の予選、決勝に加えて5月のNHK杯の3試合での合計得点上位2人がまず代表入りする。残り3人は団体のチーム編成上、各種目のスペシャリストが選ばれる見込み。内村が代表入りするには、3試合を通して全盛期に披露したような安定した演技が求められる。

 白井有利とも取れる今回の試合形式は初めて導入された。東京五輪は若手主体の編成で臨み、メダル量産を狙う。上がり目が期待できない内村をそろそろ外したい思惑も見え隠れする。

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