西武・菊池雄星が日本以上にメジャーで活躍できる根拠

公開日: 更新日:

 そして何より大きいのは、何が何でもメジャーで投げたいという本人の意志だ。高校時代からメジャー志向が強く、プロ入りを表明した会見では涙すら流したほど。その気持ちはいまも変わらないという。

 かつてメジャー挑戦した投手の中にはマウンドが硬いだの、ボールが滑るだのとボヤいたのがいた。自分の意思で米国にやって来たのだからその環境に適応してしかるべきなのに、結果が出ない原因を環境に求めるとは筋違いも甚だしいが、菊池にはその心配がない。

 それどころか、英語もかなり話せるようになったと聞く。日本にいる情報提供者によれば、最近はチーム内の外国人選手としょっちゅうしゃべっているという。すでに日常会話は支障ないほどのレベルらしい。

 なにも英語が話せるから活躍できると言っているのではない。いまからメジャーの環境に適応しようという意欲は、こちらで大きな武器になると言いたいのだ。

メジャーリーグ覆面スカウト)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭