青学大・吉田が3位に 駅伝ランナーがマラソン走る相乗効果

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 前出の藤原も03年びわ湖の記録(日本人トップの3位)により、世界陸上の切符(本番は故障欠場)を手にしている。

 関東の大学指導者は、3大駅伝(出雲、全日本、箱根)の中でも箱根で結果を残すことが最大の仕事だ。駅伝重視は実業団も同じで、箱根で「山の神」と呼ばれた青学OBの神野大地(26)は「マラソン練習をする時間が少ない」との理由で会社を辞めてプロになった。

 高校の5000メートルの有望選手は箱根を走るために全国から関東の大学に集まる。指導者たちがマラソンにも目を向ければ大学生の意識は変わり、レベルも上がるはずだ。世界にあまたある賞金レースにも興味が湧くだろう。大学生はもっとマラソンを走るべきだ。

【写真ギャラリー】箱根駅伝 青山学院大が2年ぶり5度目の総合優勝

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