コロナ禍での中断延長に揺れるJを緊急探訪【ガンバ大阪】
スタジアム内チームショップ「ブルスパジオ」の店員も「3月は試合がないのでお客さんもパラパラ。3連休も出足が伸びませんね」と顔を曇らせる。
試合を待ち切れないサポーター数人もスタジアム外に集まり、4月4日の川崎戦に向けて横断幕を作成していたが、いつ掲げられるかも分からない。本当にもどかしい時間が続いているのだ。
苛立ちや不安を覚えているのは現場も同じ。
宮本監督らスタッフ陣は「こういう時こそプロとして意識を高く持ってやってほしい」と選手にハッパをかけているが、先の見通しが立たなければモチベーションを上げようがない。
2008年に感染症で入院し、オーバーエージで出場するはずだった北京五輪を棒に振った遠藤は、「今はどこにいてもリスクがあるし、普段より注意して生活したいです」とより入念な体調管理を行うつもりだが、選手側もコンディション維持が難しくなっている。
■昌子や宇佐美らケガ人にはプラスに