巨人が梶谷に3年5億円超提示も…“不遇”FAの先輩との類似点

公開日: 更新日:

「実は日ハム最後の16年も5盗塁。日ハム時代に足を故障して走れなくなった、もしくは走らなくなった。そんな傾向があるのに15億円の契約を結んだことになる。若い時は鉄砲肩で鳴らしたが、肩を痛めたこともあり、今では20代の頃の送球は見られない。巨人のあるコーチは、1年目が終わった頃、『足はもっと速いイメージなんだけどなあ。送球もそうだけど』と漏らしていました」

 今季は二軍で結果を出しても一向に一軍に呼ばれなかった(38試合で打率・238)。契約を1年残して戦力外の噂が立ったほど。年齢は梶谷と1歳しか違わない。

 梶谷も故障がちな選手ではある。最近では17年に持病の腰痛が悪化し、ぎっくり腰を発症した。18年には背筋痛、腰痛、右手の尺骨を骨折。さらに右肩を痛め、手術に踏み切るなど、度重なる故障に悩まされている。

 しっかり自己分析しないと、入ってから痛い目に遭うのは梶谷自身である。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    前田健太「ドジャース入り」で大谷との共闘に現実味 日本復帰より「節目の10年」優先か

  2. 2

    井桁弘恵ショートカットで“山之内すず化”が加速! 「そっくり問題」いよいよ待ったナシ

  3. 3

    大阪万博は開幕1カ月を待たずトラブル続出…場当たり説明でGW後半の盛り上げムードに水を差す協会の大罪

  4. 4

    巨人阿部監督はなぜ田中将大にだけ甘いのか…2試合連続炎上でさすがに二軍調整も

  5. 5

    小田和正「77歳の現役力」の凄み…現役最年長アーティストが守り続ける“プロ意識”

  1. 6

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  2. 7

    ダウンタウン復帰が外部資金でコンテンツ配信のナゼ…松本人志に浮上した疑惑の顛末

  3. 8

    斎藤元彦・兵庫県知事が頑迷に貫く「治外法権」…公益通報を巡る国の勧告もガン無視

  4. 9

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  5. 10

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???