鹿島FW上田綺世は脱「大迫1トップ依存」のキープレーヤー
「決定力に関しては前々から言っていたこと。ケガがなければ18点のエベラウドと同じくらいの得点数を稼げた。上田はプロとしてどうあるべきかを常に考え、グラウンド内外の取り組みを改善している。継続していけばA代表に定着できる日も近くなるはずだ」
こう鹿島のザーゴ監督も太鼓判を押す。
「シュートを打つ時は選択肢を多く持つこと。それが余裕につながる。勝負の懸かったところで点の取れる選手に成長したい」と意気込む22歳の五輪エース候補が見据える領域のレベルは高い。
森保日本は、ブレーメンFW大迫勇也の1トップ依存症から長い間抜け出せないでいるが、上田が苦境脱出のキープレーヤー1番手と目されているのだ。今合宿で<違い>を見せてほしい。
(次回は湘南MF斉藤未月=来季からロシア1部ルビン・カザン)