サッカー東京五輪代表合宿の見どころは? 12.22日スタート
A代表と五輪代表を率いる森保一監督(52)が17日、オンライン取材に応じて東京五輪世代のU―23(23歳以下)代表候補合宿(22~26日)メンバー23人を発表した。
もっとも、今合宿はすべて国内組で構成されており、10月と11月のA代表の欧州遠征に参加した23歳以下の欧州組8人は未招集。しかも27日の天皇杯準決勝に出場する今季J1優勝の川崎Fと同2位のG大阪の選手は<対象外>となり、東京五輪世代で実績を残している川崎FのMF三笘、FW旗手、MF田中も不参加となっている。「23人の中には新顔8選手も含まれ、今回は<五輪世代の有望な30~40人の選手たち=ラージグループで行われる国内合宿>という見方もできます」と元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏が続ける。
「今合宿に参加する選手から、東京五輪本大会のメンバーに何人食い込めるか?非常に微妙ではあるが、守護神の序列争いは注目です。身長198センチのFC東京GK波多野、187センチの広島GK大迫、184センチの鹿島GK沖の3人は、いずれも高いポテンシャルを持っており、所属クラブで存在感を放っている。東京五輪のみならず、2022年カタールW杯のアジア予選、本大会まで見据えた<A代表レギュラー争い>につながっていく可能性がある」
数少ない見どころだ。