オリ宮城「700円グラブ男」が3年で稼ぎ1.5億円に! 矢沢永吉の“成り上がり”を体現
かつて、歌手の矢沢永吉が「成りあがり」という本を書いてベストセラーになった。
高校卒業後、広島から夜汽車に乗って上京する際、ポケットにはアルバイトで貯めた5万円しかなかった。そのサクセスストーリーは多くの若者の心を打った。
そんな“成りあがり”を体現しているのが、オリックスの高卒2年目左腕、宮城大弥(20)だ。
今季は、23試合に登板し、13勝4敗、防御率2.51の好成績を挙げ、チームの25年ぶりのリーグ優勝に貢献。1987年の桑田真澄(巨人)以来の10代両リーグ10勝一番乗りを達成するなど大きな飛躍を遂げた左腕は、昨7日の契約更改交渉で年俸870万円から5.75倍増の5000万円で一発サイン。