大阪国際女子はゴール直前まで男性PMが先導 元陸連幹部「マラソンとは呼べない」と激怒

公開日: 更新日:

 さらに帖佐氏はつづける。

マラソンで最も苦しいのは30キロを過ぎてからだ。そこからゴール直前まで男子のPMに引っ張ってもらい、『人の手を借りていません』と、なぜ言えるのか。大会主催者に名を連ねている陸連が自ら規則を破ってどうするのか。昨年も今年の記録も、ゴール直前までPMが先導したからだということは、誰が見てもわかることだ。そこまでして記録を出したいというなら、大阪国際女子マラソンはAIMSから脱退するべきだ」

 ちなみに、女子マラソンの日本記録は05年のベルリンで野口みずき(04年アテネ五輪金メダル)がマークした2時間19分12秒。16年以上も昔の話だ。女子マラソンはどんな手を使えば新記録が誕生するのだろうか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース