箱根駅伝スター選手の夢をつぶす陸上界の「2大障壁」…“山の神”も大迫もぶち当たった
青学大の圧勝で幕を閉じた今年の箱根駅伝。今年もコロナ禍のため沿道での応援自粛を求められていたが、約60万人が生観戦。テレビの視聴率も世帯平均は27.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、4日のスポーツ紙やテレビで取り上げる青学選手はまさにスター扱い。今後の活躍に期待するファンも多いだろう。
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例えば、1年で3区に抜擢された太田蒼生は、大学4年で迎えるパリ五輪に「マラソンの日本代表として出場したい」と公言。4区を走った飯田貴之(4年)は2月の別府大分毎日マラソンに出場する意向で、実業団ではマラソンで世界を目指すという。青学はこの8年間で6度も箱根を制しているものの、マラソンの五輪代表は輩出していない。成長著しい飯田が「第1号」になるかもしれないが前途多難だ。
■現実を知ったOBの言葉