巨人選手が侍J入りで大苦戦…菅野ら常連が当落線上、岡本は“主催者枠”で滑り込めるか
来春開催のWBCに向けて侍ジャパンの栗山英樹監督(61)が視察行脚する中、選手の代表入りを巡って人気2球団が苦戦しているという。
巨人は代表の常連だった坂本勇人(33)、菅野智之(32)の選出が微妙な状況だ。
坂本は先日、持病の腰痛で今季3度目の戦線離脱。度重なる故障で今季は打率.299、5本塁打、25打点と精彩を欠く。昨夏の東京五輪ではリーダー役を務めたものの、体調次第で落選もある。
2017年大会で日本のエースを担った菅野もここ2年は本調子に程遠く、今季も6勝5敗、防御率2.90にとどまっている。巨人OBが言う。
「栗山英樹監督は先発として、オリックスの山本由伸(23)、ロッテの佐々木朗希(20)に加え、ダルビッシュ(35)、大谷翔平(28)ら日本人メジャーリーガーを招集する方針。セ・リーグ投手3冠(9勝1敗、防御率1.36、勝率.900)の阪神の青柳晃洋(28)や、この日、栗山監督が視察し、高く評価しているオリックスの山岡泰輔(26=5勝5敗、防御率1.79)と比較しても、代表入りは厳しいでしょう」