2023年WBCの“本命”大谷は招集困難…栗山侍ジャパンの目玉はダルビッシュ有
2日、侍ジャパン監督の就任会見に臨んだ栗山英樹氏(60)は、「誰よりも野球を愛して精いっぱい尽くさせていただきます」と“らしい”言葉で意気込みを語った。
球界関係者が明かす。
「この日の会見で栗山監督は、就任要請を受けた日のことを振り返り『想像もしてなかったので、頭が真っ白になった』と言っていたが、実際、候補は他にもいた。最有力だった高橋由伸前巨人監督は古巣での再登板の可能性もあったことから、リストから消えた。その後は古田敦也元ヤクルト監督、野村謙二郎元広島監督らの名前が挙がったが、最終的に今季まで10年間、日本ハムを率いた栗山監督の“現場感覚”が決め手になった。もちろん、代表に招集できれば最大の目玉となるエンゼルス大谷翔平との“師弟関係”も大きい。スポンサー的にも注目度抜群の大谷がいるかいないかで侍ジャパン自体の価値が大きく変わりますから」
大谷は日本ハム時代、栗山監督の下でプレー。二刀流挑戦を後押ししてくれたことに恩義を感じている。栗山監督なら招集のハードルが低くなるとの思惑があるわけだ。