蝉川泰果95年ぶり日本OPアマV 「30歳までは国内で」より一刻も早く海外を目指すべき
日本の男子ツアー人気が低迷し、この先、一体どうなるんだろうと心配していたら、蝉川泰果(21)というアマチュアの学生(東北福祉大4年)が日本オープンで圧勝するという信じられないような“大事件”が起きた。
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歴史をひもとけば95年前(1927年)に始まった日本オープン第1回大会の優勝者は赤星六郎というアマチュアだった。それ以来の快挙だ。
赤星はアメリカの大学に留学して本格的にゴルフを始め、パインハーストスプリングトーナメントなどで優勝。帰国してから宮本留吉、戸田藤一郎らを指導している写真が「日本ゴルフ60年史」(摂津茂和著)に載っている。
今シーズン、蝉川選手はプロを相手に男子下部ツアー大会とレギュラーの「パナソニックオープン」にも優勝した。