蝉川泰果95年ぶり日本OPアマV 「30歳までは国内で」より一刻も早く海外を目指すべき
さあ、これからどうするのか。「30歳までは日本にいて国内のツアーを盛り上げたい」と新聞には出ていたけれど、「そんなことを言っていたら世界のメジャーで勝つことはできないぞ」と言いたい。
■スポット参戦では目標のメジャー優勝は無理
国内ツアーで戦いながらメジャーのときだけスポット参戦して勝とうと思っているのだろうか。それは理想かもしれないけれど到底無理だ。
メジャーと日本のツアーとはコースがあまりにも違い過ぎる。日本でいくら勝ってもメジャーでは通用しない。
東北福祉大学の先輩、松山英樹を見習って、日本ツアーには未練を残さずに、大学を卒業したら日本を出て行ったほうがいい。松山には「日本のツアーには戻らなくてもよい」という覚悟があったからマスターズの頂上を極めることができたのだと思う。
本気で世界のメジャーで勝とうと思ったら、大学を出たらPGAツアーに挑戦して、日本で戦うのは30歳を過ぎてからでも遅くない。せっかく親にもらった恵まれた体とパワーは、今すぐ世界に出ていって生かすべきだ。