大谷翔平がヤンキース戦で先制4号2ラン! 次回登板は異例の中3日でロイヤルズ戦
エンゼルス・大谷翔平(28)が「ルースの建てた家」の記念日に”祝砲”を放った。
旧ヤンキースタジアムは1923年4月18日開場。100周年の記念日に行われた敵地でのヤンキース戦に「2番・DH」で出場し、一回無死二塁で相手の先発右腕シュミットの甘く入った変化球を捉えて右中間スタンドに叩き込む先制の4号2ラン。昨季、本塁打王を争ったヤンキース・ジャッジ外野手の頭上を越えた当たりは、今季最速の打球速度188キロをマークした。
五回には先頭で打席に立つと、バットがヒガシオカ捕手のミットに当たり、今季2度目の打撃妨害で出塁。すかさす今季初盗塁を決めると、相手の失策で三進し、5番レンドンの中犠飛で5点目のホームを踏んだ。3打数1安打2打点2得点でチームの連勝に貢献した。
この日の試合を前に会見したネビン監督は、大谷が22日の本拠地アナハイムでのロイヤルズ戦に登板すると発表した。18日のレッドソックス戦から異例の中3日でのマウンドになる。
今季の大谷は首脳陣の方針から原則、中5日でのローテが組まれ、本来であれば24日のロイヤルズ戦に登板予定だった。
今回の登板日変更は前回のレ軍戦が雨で約1時間半の中断があり、2回31球(1失点)と余力を残して降板したためだという。
米メディアの取材に指揮官は「彼が投げられる状態にあるので、投げさせるということだ」と説明した。