日本ハム万波が3本塁打、9打点でチームの中軸に! OBが仰天したフリー打撃の変化
最下位から這い上がる気配が一向に見られない日本ハムにあって、数少ない好材料のひとつがプロ5年目の万波中正(22)だろう。
昨18日のロッテ戦はフル出場しながら無安打も、ここまで13試合で42打数12安打、打率.286、3本塁打、9打点。本人にとっても不本意だった昨季(100試合で打率.203、14本塁打)とは一転、チームの中軸を任せられる存在になっている。
いよいよ本格化の兆しが見えてきた万波について、「キャンプからフリー打撃にも変化がありました」と、球団OBが言う。
「以前はフリー打撃の際でも柵越えを狙うような大振りのスイングばかりで、雑に取り組んでいる印象だった。ところが、キャンプで見てみると、一球一球を丁寧に打つようになっていたから驚きましたよ。バットをやや寝かせるように構え、芯で捉えた打球が増えた。パワーはチーム随一です。芯で捉えれば本塁打になるから、そもそもマン振りする必要はない。本人も何か手応え掴んだようで、それが試合にも生きているのでしょう。ワンバウンドのクソボールに手を出すことも減り、確実性が増しました」